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「格安SIMに乗り換えたいけど、手続きが難しそうで一歩踏み出せない」——この記事は、そんな方のための乗り換え手順の完全ガイドです。
先に安心材料をお伝えすると、現在の乗り換え手続きは数年前よりずっと簡単になっています。電話番号はそのまま、今のスマホのまま、早ければ即日〜数日で完了します。解約金も現在はほとんどのサービスで廃止されています。
この記事でわかること
- 乗り換えの全体像(5ステップ)と所要時間
- 各ステップで実際にやること・準備するもの
- つまずきやすいポイントと回避方法
乗り換えの全体像:やることは5ステップ
| ステップ | やること | 所要時間の目安 |
|---|---|---|
| STEP 1 | 現状を確認する(使用量・端末・契約) | 15分 |
| STEP 2 | 乗り換え先を決める | じっくりでOK |
| STEP 3 | 乗り換えの事前準備をする | 30分〜 |
| STEP 4 | 新しい会社に申し込む | 20〜30分 |
| STEP 5 | 開通手続きと初期設定 | 30分〜1時間 |
順番に見ていきましょう。
STEP 1:現状を確認する
いきなり乗り換え先を探し始める前に、3つだけ確認してください。ここを飛ばすと後で後悔しやすくなります。
①毎月のデータ使用量
スマホの設定画面(iPhoneなら「設定→モバイル通信」、Androidなら「設定→ネットワーク」系)や、契約中キャリアのアプリで直近3ヶ月の使用量を確認します。プラン選びの土台になる、いちばん重要な数字です。
②今のスマホが乗り換え先で使えるか
乗り換え先候補の公式サイトにある「動作確認端末一覧」で自分の機種を検索します。2021年10月以降に発売された端末は原則SIMロックなしですが、それより古い端末はSIMロック解除の手続きが必要な場合があります(現在契約中のキャリアのマイページから無料で手続きできます)。
③今の契約状態
端末代の分割払いが残っていないか、家族割・光回線セット割に入っていないかを確認します。分割払いの残債は乗り換え後も支払い続けることになるので、金額を把握しておきましょう。また、あなたが抜けることで家族の割引額が変わる場合があります。
STEP 2:乗り換え先を決める
STEP 1で確認した「データ使用量」「重視すること(速度・料金・サポート)」をもとに選びます。選び方の基準は格安SIMとは?初心者向け解説の「選ぶ5つのポイント」を参考にしてください。デメリット面の確認は格安SIMのデメリット7つと対処法にまとめています。
容量別のおすすめ比較(2026年7月の公式料金で検証)
STEP 3:乗り換えの事前準備をする
- キャリアメールの引っ越し — 「@docomo.ne.jp」等を使っている場合、Gmail等の無料メールに主要な登録先を移しておきます(詳しくはデメリット記事の③参照)。ここが一番時間がかかるので先に着手を
- 本人確認書類の用意 — 運転免許証やマイナンバーカード。オンライン申し込みでは撮影してアップロードします
- 支払い用のクレジットカード(または口座情報)
- MNPの準備 — 電話番号を引き継ぐための手続きです。次の2パターンがあります
MNPは「ワンストップ」ならほぼ何もしなくていい
以前は乗り換え元から「MNP予約番号」を取得する必要がありましたが、現在は「MNPワンストップ」対応の事業者同士なら予約番号の取得が不要です。新しい会社の申し込み画面で「他社から乗り換え(MNP)」を選ぶだけで、手続きが自動的に進みます。
大手キャリア・オンライン専用プラン・主要な格安SIMの多くはワンストップに対応しています。非対応の事業者から乗り換える場合のみ、従来どおり乗り換え元でMNP予約番号(有効期限15日)を取得します。取得は電話・Web・アプリからでき、取得自体は無料、引き止められても解約金は現在原則かかりません。
STEP 4:新しい会社に申し込む
- 乗り換え先の公式サイトで「SIMのみ」または「SIM+端末」を選択
- 「他社から乗り換え(MNP)」を選択(←新規契約を選ばないよう注意。番号が引き継げなくなります)
- SIMのタイプを選択 — 対応機種ならeSIMが早くておすすめ(最短当日開通)。物理SIMは配送で1〜3日程度
- 本人確認書類をアップロードし、支払い情報を入力
- 審査完了メールを待つ(早ければ当日〜翌日)
STEP 5:開通手続きと初期設定
SIMカードが届いたら(eSIMなら審査完了後すぐ)、最後の仕上げです。各社の説明に従えば30分〜1時間で終わります。
- 回線切り替え手続き — 乗り換え先のマイページやアプリから「開通手続き」を実行。この瞬間に旧回線は自動解約されます(旧会社への解約連絡は不要です)
- SIMの挿入 / eSIMのインストール — 物理SIMは端末の電源を切って差し替え。eSIMは案内に従ってQRコード読み取り等でインストール
- APN設定(通信の初期設定) — iPhoneは自動設定されることが多く、Androidは設定画面で乗り換え先を選ぶだけの場合がほとんど。うまくいかない場合は同梱マニュアルか公式サイトの設定ページへ
- 発信テスト・通信テスト — 電話が1本かけられて、Wi-Fiを切った状態でWebが見られれば完了です
よくあるつまずきポイント
eSIMなら実質ゼロ〜数分、物理SIMでも回線切り替え操作をしてから開通までは数分〜1時間程度が一般的です。「何日も圏外になる」ことは通常ありません。
消えません。SIMの入れ替えは「通信の契約」を変えるだけで、スマホ内のデータには触れません。ただしLINEは機種変更を伴う場合のみ引き継ぎ設定が必要です(SIM入れ替えだけなら不要)。
可能ですが、各社で「1人の名義で契約できる回線数」や家族名義の扱いが異なります。筆者は家族4回線をまとめて乗り換えた経験がありますが、事前に乗り換え先の公式サイトで名義ルールを確認しておくとスムーズです。
まとめ:一番大変なのは「決めること」
手順を並べると長く見えますが、実際の作業は「確認15分+申し込み30分+設定30分」程度。一番時間がかかるのは乗り換え先を決めるまでの迷いです。
※本記事の情報は2026年7月23日時点の各社公式サイトの情報に基づいています。手続きの詳細は各サービスの公式案内をご確認ください。

